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歯についての動画

歯周病

歯周病とは?

歯を支える歯ぐきなど歯の周囲に起こる病気です。
歯の土台の病気なので、進行すると歯がぐらつき、

ついには抜けてしまいます。
歯周病は、日本人が歯を失う1番の原因といわれています。
厚生省(厚生労働省)の調査によりますと、

歯周病の予備軍にあたる人は、10人に7人いることが分かりました。

歯周病の治療方法について

プラークコントロールを毎日続けることが、治療の第一です。

原因となっているプラークを取り除く

プラークコントロールが治療の基本です。
歯と歯の間は歯間ブラシ、もっと狭い隙間はデンタルフロスなどを

補助器具として使います。
※出血や腫れがひどい場合は、抗菌薬を塗布したり内服することもあります。

治療前
治療前
治療後
治療後

歯周病は放っておくとどんどん進行してしまいます。
一度悪くなってしまうとなかなか元には戻りません。
大切な歯を失わないためにも日ごろのお手入れが大切です。
当院では治療内容をわかりやすくご説明しております。

歯周病の予防

歯磨きの習慣と規則正しい生活が歯周病を予防してくれます。
食べたら磨くという習慣をつけることです。
ポイントは正しいブラッシングでプラークを取り除き、

歯周ポケットをつくらないことです。
また、不規則な食生活、偏食、喫煙などの生活習慣を改善することで、抵抗力が高まり歯周病の悪化を防ぐことができます。
※入れ歯など義歯は、普段から清潔に保ちましょう。

歯周病治療例

症例1 若年生歯周炎が放置されていたケース

36歳の女性。前医から歯周病は磨くしかないといわれて、プラークコントロールを一生懸命してきたが、ここ5年くらいで前歯の歯茎がやせて歯の動揺がひどくなってきたため、来院された。歯肉縁下についている歯石などの感 染源の除去がなされていないため、歯周病が進行してしまったことを説明し、治療の必要性をお話ししたところ、「歯周病は治るのですか!もう治らないと思っていました。」と驚かれた。

初診時口腔内

歯周治療終了時

症例2 中等度成人性歯周炎のケース

51歳の女性。歯周病を気にして、プラークコントロールを一生懸命されているため、歯肉の炎症はそれほど目立たないが、歯肉縁下についている歯石などの感 染源の除去がされていないため、歯周病の進行は止まらず、咬合崩壊により上の前歯がフレアーアウトして隙間が出来ている。

初診時口腔内

治療終了時口腔内

症例3 きわめて重度な成人性歯周炎のケース

56歳の男性。右下の大臼歯と小臼歯が2年前、1年前に、それぞれ自然に脱落。歯がぐらぐらして、物がかめない。数年前より、歯周病の自覚はあったが、歯を全部失うのでは、という恐怖から、なかなか来院できなかった。
4年前まで1日に4箱のタバコを吸っていたが、歯が自然脱落したときに、このままでは大変なことになると思い、以後喫煙していない。
希望として、1本でも多くの歯を残し、自分の歯でかめるようになりたい。

初診時口腔内

治療終了時口腔内

症例4 上顎をフルブリッジで補綴したケース

58歳の女性。左上の6番がぐらぐらして、痛くて咬めないとの事で来院された。右上の6番7番の大臼歯はすでに歯周病で失われており、部分床義歯を作ったが、違和感と痛みのためはめておくことが出来ず、使っていない。そのため、主に左側で咬んでいたが、今回左上の6番が痛くなり、食事が出来なくなってしまった。

初診時口腔内

治療終了時